我が家からとても近い、緑に囲まれたヴィンテージマンションをリノベした友人宅をご紹介。
設計・デザインはランドスケーププロダクツ(Landscape Products)、千駄ヶ谷のPlay MountainやTas Yardなどの話題のショップも手掛けるデザイン集団です。スタトレしかり、ランドスケープもインテリアショップをやっているだけあり、本当に細部に抜かりありません。今回、納得できる壁の色に仕上がるまでデザイナーさん自ら3回以上も塗り替えを指示したそうですが、そういったところからも、こだわりが伝わります。
エントランスはヘリンボーン張りと壁に取り付けたハンガーがアクセントになってます。
エントランス横のコーナー。このハンス・J・ウェグナーのスツールは子供の手洗い用だそうです。なんて贅沢な。。。ちなみにうちはダンボール製のスツール(渡辺力のリキスツール)です。
リビングのドアは既存のものをペイントしリメイクしたそうです。
ハンドルとカラーのコントラストが素敵。このあたりもセンス良し。
大きなLDKは写真に収まりきらないため個別に紹介。
まずリビングコーナー。ヴィンテージな雰囲気でまとめられカフェっぽくリラックスできます。
リビング反対のコーナー。仕事用のデスクと大型のディスプレイボード。ヴィンテージで統一されてます。
リビングコーナー反対のダイニング。不揃いな椅子も年代やトーンを揃えることで統一感があります。
ダイニング奥のキッチン。ナラ材とタイルでまとめられた素敵なキッチンはオリジナル。やっぱりナラはいいですねー。我が家もナラにしたかったんですよね、、、妻の意向でオールステンレスになりましたが。
キッチン横のキッズスペース。壁を上まで作りこんでいない、パーテーション的なゾーニング。
これにより、急な来客時、リビングスペースに子供のオモチャが散在してても、ささっと移動するだけですみます。
パウダールームも抜かりなし。洗面台下は散らかりがちですが、ここはボックスにおさめてスッキリ。
スタンダードトレードやランドスケープは他社と比べて割高感があると言われますが、実はそうではなく造作家具や使う素材の値段からくるものだと思います。もちろん、細かいところまで自分で指示して安くすませる方法はありますが、美しいデザインはミリ単位、微妙なカラートーンの調整により生まれるもの、そこをノーリスクで、すべてお任せでやってもらえるという点においては、決して高くはないと思います。
ただ、あえて有名デザイナーでなく、DIY精神で色々試してみたい人にも賛同できます。
にしても、今回のコダワリ物件を拝見して私も「渋谷の小さな住まい」を、もっともっと進化させていきたいと思いました。とにもかくにも、資金づくりかな。。。
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