4月の物件申し込みからスタートしたリノベーションプロジェクトもようやく完成。
先日、竣工検査を実施してきました。
ちなみに竣工検査とは、竣工後(完成)に、工事内容が、希望通りに実施されているか、欠陥や不具合などないか、施主と工事関係者でチェックするもので、ちょっとした壁の傷や、汚れなどを付箋などをつけて細かく指摘をする。
簡単な手直しであれば、引っ越し後の対応でも何とかなるのだが大幅な直し(例えば、床をはがして再度処理をするなど)が必要になった場合は、工期が延長となり、引っ越しもできなくなるため、
その間、追加で発生する家賃などについて施工会社に保障してもらうことが必要になる。
ただ最初の契約時に明確に工期と保障について、取り決めをしておかないと、上記の保障請求が難しくなるため、注意が必要です。
では、今回のテーマ、部屋の明かり(照度)について
「明るければいいってわけではない」
欧米では、部屋の明かりはあまり明るくせず、夜を楽しむという意図で照度を落としたライトを設置する傾向にあるそうです。
わりと日本の場合は、蛍光灯バッチリな感じで、夜でもこうこうと明るいライトをつけていたりします。
例えば以下はダクトレールで下向きと上向きにかえた場合の再現グラフィックですが、照度によって、ここまで雰囲気がかわってきます。
JIS照度基準
我が家の場合は、部屋に備え付けるライトに加え、スタンドライト、手元ライトで用途に応じた器具を揃えることを前提として考えていたため、天井につけるライトは夜を楽しむ欧米スタイルでいくことにした。
とはいえ、何も基準なしで決めたわけでなく、JIS照度基準なるものが存在し、それをベースに各部屋の用途に応じた照度設定をおこなった。
↓JIS照度基準↓
http://illuminance.science-jp.net/2009/02/jis_23.html
例えば、会話や映画鑑賞が中心となるリビングなどの照度は150~300ルクス程度あれば十分ですが書斎で読書や物書きをする場合は、300~750ルクス位の照度が必要だったりします。
さらに細かい作業で、目を凝らして行うことが必要となる場合は、1000ルクス以上の照度があったほうがいいなど、ある程度の基準があります。
この基準をベースに夜を楽しむことも考慮した各部屋の照度分布図がこちら。
調光器があれば、明るさをコントロール可能
リビングやダイニングは、食事をするときは明るめで、夜しっぽり飲みたいときは暗めで、と同じ部屋でも用途が複数ある場合がある。
そんな場合は、照度をコントロールできる調光器をつければよい。
ということで、リビングとダイニングについては、調光器をそれぞれ設置することにした。
でも結局、私が音楽を聴きながらお酒を飲むときぐらいしか、使わないだろうな、と思いつつ。。。
後で後悔するよりマシってことで決断しました。(ちなみに調光器は1つ設置するのに1万円ほどでした)
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