2010年6月23日水曜日

07.物件をどうやって決めたか?~不動産検索編~

解体は一通り終わり、コンパネと呼ばれるコンクリートを整形する際に使う木材が床にひかれ、床暖房パネルもはいってました。この上に厚さ1cmのクッションをひいて、カーペットやフローリングをはっていくのだそう。

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今回は物件探しの方法について
普通に考えると物件探しなんて、不動産屋にお願いしておけば提案してもらえるのでは?
と思うところなんですが、じつは色々な方法があります。

まず基本的に不動産の仲介手数料は2つあって、売買契約が成立したときに売主が売却金額の約3%を支払うもの、と買主が購入金額の約3%を支払うものがございます。
また売主から直接依頼をうけた不動産会社が、買い手を見つけて売買するケースと別の不動産会社が入って売買するケースがございます。
つまり以下のような図式が成り立つわけです。

売主→[約3%の手数料]→不動産A→(売却依頼)→不動産B←[約3%の手数料]←買主

もっとも不動産Aが買主を見つけて売るのが、手数料もダブルで取れるので一番おいしいのですが、不動産Aは売主から依頼が入って一定期間(2週間前後だっけかな)をたつと必ずREINSという不動産流通市場に登録し、物件を自社のみでかかえてはならない規制があるようです。
不動産Bは売主と直接コンタクトを取ることができないため値引きなどの交渉をする際は不動産Aを通じて間接的に交渉を行うことになります。
つまり買主としても自社物件をかかえている不動産屋(ABが同じ)と交渉するほうが話が早いというわけです。

と前置きは長くなったのですが、私が不動産を探す際に使った方法と留意したポイントをまとめます。

1.自社物件をかかえてる不動産を見つける
これは地場に強い不動産会社や大手不動産会社がそれにあたると思います。
自分が売主の立場であれば分かりますが、より信頼でき、良い買主を見つけてくれそうなところにお願いしますよね?それって大手だったり地元に強い不動産会社だったり。。
私の場合は非常に丁寧に対応してくれる不動産担当者がいて、その方から購入したかったのですが、結果的には自社物件を扱っている大手不動産会社から購入することになりました。当然のことながら値引き交渉もスムーズで、申し込みから1週間でほぼ交渉がまとまりました。

2.不動産会社は複数にお願いする
会社によっても強みや弱みもあり、かつ営業担当者も人間ですから、相手を見て提案してくるものです。実際私の場合は10社以上の不動産会社に問い合わせや相談をしましたが、毎週末物件を案内してくれたのは、そのうちの2社だけでした。

3.できるだけ沢山の内見を行う。
私の場合は、1年間、ほとんど毎週末、結果的に100件ほど内見しました。物件を選ぶ優先順位も内見を行うことで少しづつ変化します。また実際に見ることで、価格の妥当性もわかるようになります。

4.友人からの情報もらう。
自社物件などの場合はそうなんですが、ネットに掲載される前にチラシで告知されるケースがよくあります。友人に知らせておくことで、希望にあった物件チラシがもらえるかもしれません。

5.RSSを活用する。
物件検索サイトはたくさんありますが、エリア、平米、価格などの条件にあったRSSを配信してくれるサービスは結構使えます。実際、私の物件はスーモのRSS配信で情報を知り、その日に連絡をして、翌日内見をいれて、即申し込みしました。

6.良い物件は即申し込み
良い物件は競争率も激しいです。申し込み段階では違約金など発生しないのが通常なので、即申し込みをして、価格交渉などにはいったほうがいいでしょう。

7.住みたい場所に行ってみる
内見の際は往々にして不動産会社が車で迎えにきてれて、内見後は家まで送ってくれたりします。
が、ここはひとつ家族と一緒に実際に街を歩いてみたり、通勤を想定して電車で会社まで行ってみたり、生活をシュミレーションしてみましょう。

上記をすれば必ず納得できる物件を手に入れられるとは言えないのですが、後悔しないよう様々な手をつくすプロセスが重要な気がしております。こういうプロセスを経たからこそ、理想に近い物件を見つけることができ、迷わず即決できたというところでしょうか。

→ 08.コンパクトでも快適な住まいの追求~床材について
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