2010年6月1日火曜日

01.はじまりは、たった一つの”つぶやき”でした。

はじまりはtwitterでの”つぶやき(tweet)”でした。






それまでリノベーション予算で行き詰っていた私が、ふとtwitterでつぶやいた
こんな一言がキッケケで建築家と出会い、自分の理想の住まいをお任せすることになったのでした。

娘の出産を期に都心で緑も多い渋谷区に自分だけのコダワリの住まいが欲しい
そして、妻と一緒に自宅で教える料理教室に挑戦してみたい!

そんな夢を描いて、1年かかって、やっとやっと見つけた渋谷区富ヶ谷、築39年、64平米の中古物件。↓ちなみに購入したのはこちらの一室↓某有名不動産サイトでもヴィンテージマンションとして掲載されいる物件。



中古物件を購入する際、物件価格と諸費用(登記費用や仲介手数料など)またリノベーション自体にかかる費用を見込んで契約しなければならない。
通常銀行から借りられる場合は、この物件価格のみで、諸費用やリノベーション費用は別途高金利のローンを組むことになる。

購入した物件は、39年間ほどんとノーリフォームで、配管からスケルトンでリフォームが必要なものだった。
友人で抜群のセンスを持っている空間デザイナーに相談したところ、「友人価格で500万あれば何とかできるよ。」
ということだったのだが、物件契約後、細かく見たところ、でてきた見積りは、なんと900万!
そこから下げるという前提で調整をはかったものの結局850万、加えて設計料が110万(もちろん定価)といった具合だ。


困った!!。。。ここにきて金利の高いリフォームローンまで組むことは避けたい。。。うーむ。。


というこで、twitterで思わずつぶやいてみたのだった。。

悩ましいリノベーション。当初500万だったものが850万になり、900万に
なり、そこへ700万という者があらわれたり。。。こんなことなら建築免許とって
おくべきだったな。費用の妥当性が分からないでござる。
1:02 AM Apr 19th webから

ちなみに”850万になり、900万になり”は私の友人の空間デザイナー、700万は会社同僚から紹介された、丹下健三の事務所で勤務経験もあり、父親が著名な建築家でもあるサラブレッドな一級建築士だ。

この”つぶやき”から、西麻布にオフィスがある山本陽一建築事務所の山本さん(@y_architects)から「何かお手伝いできることがあれば無料で相談にのりますよ」とメッセージをいただき、私の勤務先(青山一丁目)からも近かったので、1時間後には自転車でブリーフィングに向かうことになる。

聞けば、早稲田大学卒業後、清水建設を経て、夫婦で独立のエリート一級建築士だった。若くてスキルもあるが、なんせフルリノベーション実績がなく、この案件をショーケースとして取り組みたいということで、翌週には提案をもらえることになり、結果として3社コンペということになったのでした。

常日頃から仕事のモチベーションが最大の結果を生み出すことを信じている私としては、この若い建築家に期待せずにはいられなかったのです。。。(といっても私と一つしか変わりません)

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