2022年3月14日月曜日

第二章 02 :戸建ての外壁について(3階建て狭小住宅)

なぜ真っ白いコンバースのような家が、黒い家になった?

我が家のコンセプトは「真っ白いコンバースのような家」←友人発案コピー
外観や建具、素材などは奇をてらわずシンプルで機能的なものにして、そこに自分たちの好みの家具やアートを飾るスタイルを目指している。だから外壁はシンプル一択でした。

外壁のコストは一般的にサイディング<塗壁<タイルと言われている。私が契約した工務店ではサイディング(モエンサイディングーM14シリーズ)か塗壁(ジョリパッド)であれば差額なしだったので、どちらかで検討することにした。

もちろんタイル貼りの重厚なお家にも憧れはあるものの、そもそも都心の隣地が迫っている狭小住宅にタイルは勿体ないと思った。そこでサイディングと塗壁で比較検討することにした。

【サイディング】
耐久性:10年に一度、繋ぎあわせた目地をメンテする程度、10年以降も外観は割と奇麗に保たれる。
デザイン:シンプルなものから木目、コンクリート風など様々なデザインがあり

【塗壁】
耐久性:10年たつとひび割れや汚れで少し古い感じに見える。耐水性も落ちるため大規模修繕が必要。
デザイン:職人さんによる左官工事により温かみやテクスチャや雰囲気、高級感。

ざっと上記な感じではあるものの、今住んでいるのが塗壁ということと、都会的でシンプルなデザインはサイディングのほうが向いていると思い、サイディングに決定した。そして我が家のコンセプトは先述の通り「真っ白いコンバースのような家」なので、真っ白いサイディングを探すことにした。

外壁で170万円の増額!?
ところが、、、、
サイディングのデザインにはシンプルなものが少なくシンプルラインのホワイトぐらいしかなかったのだが、
「プレハブ小屋になりそうで、私は好きじゃない。むしろこれ以外にしてほしい。」
という妻の一言で、実際に展示場で実物を確認することに。。。。

数百種類のサイディングから選ばれた4枚(右上のみが標準)

展示場では標準外(オプション費が必要)含め4パターンが候補にあがった。右上が標準仕様なのですが、うーん、確かにプレハブとは言わないがチープな印象になりそう。。。。
結果、工務店にオプション見積りをお願いをすることに。。。そこで出てきた驚愕の見積りが、なんと+170万円の増額!!??

、、、あっさり撃沈した私は、標準仕様の白と黒のパースを作ってもらうことにしたのだった。。。

あなたは好みはどちら?白い家 vs 黒い家


パースで比較すると、どちらも大差ない。。
そこで主観ではなく客観的に検討してみることに、、、、
おそらくこの家は子供が巣立つ10年以降、賃貸か売却に出す可能性が高い、その際、どちらが選ばれるのか。。。おそらく黒。
一方で黒い家は、夏場は暑い!という懸念が残る。しかし幸か不幸か都心の住宅は密接しており、陽があたる時間は限定的なため実は外壁の影響は少ない。。。黒でも懸念クリア

ということで真っ白いコンバースのような家は、真っ黒い家となったのであった。。。笑

最近のお家は出来るのは早い!

2021年12月下旬

2021年12月下旬、1日にして上棟

そして、たった2ヶ月で青い空にパキッとした黒い箱が立ち上がる。

想定通りだったこと
・都会的でシンプルなイメージ
・縦ラインにしたこともあり重い印象ではない(標準は横ライン)
想定と違ったこと
・排水管は塩ビ素材でグレーしか選択できないため少し違和感がでます。
・屋根の色、夏の日差し対策に白を選択してますが、イメージ的には黒い屋根が希望でした。(結果、少しアクセントになって今は好きです)





外壁についてアドバイスするなら、必ず実物を見ること、パースで検証すること、高くつくからオプションは選ぶな、ですかね。
ちなみに使用したサイディングは以下になります。

ニチハサイディング シンプルライン
色:ゼスティブラックII MDX2321A

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