じつはリノベーションを作る前から決めていたことが、一つある。
それはダイニングスペースにおく椅子（なーんだ決めてたんじゃん。。。）といっても２つ候補があって、どちらか悩んでいた。
まず、一つ目（上）。ウェグナーのthe chair（ザ・チェア）。大統領もある番組も座ったという幻の椅子。
デザインも素晴らしいが、価格も素晴らしい。おそらくオリジナルは40万強。4脚揃えると、ざっと160万はいく。ちなみに我が家の近くにあるLike Like Kitchenにはこの椅子が数脚おいてある。
もう一つの候補が、深澤直人のhiroshima(ヒロシマ）上↑。広島発の家具ブランドであるMARNI（マルニ）とのコラボレーションによって生まれた、いわばウェグナーの名作を日本的に解釈した作品。
ダイニング用には2種類の木材が選べて、ナラ材は11万ちょい、4脚揃えると44万。。。
広島に住んだことがあって、深澤直人は私の尊敬するデザイナーでもあったという理由でヒロシマチェアを竣工のタイミングで業者を通じて搬入してもらった（建築業者を通すと少し安くなったりします）
そして、次にテーブル。これはかなり悩んだ。。。
家の近くに大学時代から憧れのブランド、E&Yがあって、そこでオリジナルで作ってもらおうと相談にいった。対応もよくて、大学時代にマイケル・ヤングの作品を3つも先物買いした思い出とかで話もはずみ、いまもインテリア業界の未来を作っていると感じられたが、いくつかの提案をもらったものの、どうも我が家にはしっくりこず。。。（特にバジェット的に）悩んでいたときに、以前相談したセキデザインスタジオ （インテリアデザイナー 関 洋) が出掛ける無垢の一枚板を使ったブランド ibukiを知る。
http://www.ibuki-2009.jp/
聞くと四国の高松に工場があるらしい。
岡山出身（中国四国地方）の私としては、これも縁だと思い、購入を決意した。
で、上が楓の一枚板テーブルとナラ材のヒロシマの組み合わせ。
ちょっと高い買い物でしたが、ずっとこのテーブルと椅子と一緒にいられると思うと納得いくかも？です。
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