2010年6月8日火曜日

04.三社コンペ結果~決定した間取りお披露目

まず現在の速報からご報告。
LDKの壁については、限りなく白にちかいグレーの珪藻土左官仕上げで、色ムラによる表情をつけたいというお願いをしました。
そして、こちらの写真は珪藻土の色と仕上げを決めるために試し塗りをしたものになります。


右上が一番白に近く、左にいくにしたがって色が濃くなり、荒い目の粒子がめだってます(全然分かりませんね、はい)
下の段は、少し色を濃くしたもの、右下の上半分は濃い珪藻土に白い珪藻土を重ね塗りしたものになります。本日建築家からtweetしてもらったのですが、、、写真では判断できず、やはり実際に見に行くことが必要。。。

では本題の三社コンペ結果についての話題。

コンペの選定ポイントは、まず決められた予算で何ができるかご提案いただくという点だったのですが、結果的に難しかったようで、3社のうち2社が予算オーバーでの見積りとなっておりました。
簡単に3社の内容を抜粋すると、以下のような感じです。

[建築家A] 父が有名建築家でと豊富なコネクションをもつサラブレッド
コスト:780万(工事費)+50万(設計料)=830万
内容:玄関からLDKへの導線を広く取り、できるだけ間仕切りをなくし、広々と見えるように配慮した設計。収納もオープンで、必要に応じてカーテンで隠す(扉をなくす)ことでコストパフォーマンスとスタイリッシュさを両立したもの。
提案マテリアル:立体模型(植木やサーフボードまで再現されていた)+平面図

[建築家B] twitterで知り合った若手建築家
コスト:640万(工事費)+60万(設計料)=700万
内容:お風呂の窓をあえて捨てて、キッチンを広く、LDKをすっきりとしたプランは唯一。収納要件にあった壁面本棚と天井収納も備わる。
提案マテリアル:グラフィック+平面図

[デザイナーA] 友人であり、尊敬する空間デザイナー
コスト:850万(工事費)+70万(設計料)=920万
内容:玄関とLDKへ続く廊下を広くとり、北向きのベッドルームや書斎にも光がはいるように構成されたプラン。また石や木などのマテリアルにこだわったデザイナーらしい内容。
提案マテリアル:平面図

結論を出すまで1週間ほどかかりました。。。そして建築家B(設計:山本陽一建築設計事務所)に決定!

決め手は私のプライオリティである予算内におさめる努力をしてくれたこと、内容もLDKに重点を置いた大胆かつ機能的な変更プランを持ってきていただいたところでした。
山本さんはフルリノベーションの実績がなかったのですが、そこは豊富な経験をもつ工務店と組むことで解決しました。

↓で、決定した間取りはこちら↓
Before (キッチン狭い。。。)

Afeter(キッチンが広い!LDKがスッキリ。)

バスルームの窓は捨てがたいところだったのですが、決して景色が良いものでもなく、換気の問題さえなければキッチンを優先すべきということになりました。

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